私の節約料理の献立のレパートリーの1つが国民食であるカレーです。
鍋で時間をかけて具材を煮込む必要があるけど、それでも具材を切れさえすれば後は煮込んでほかっておくだけですので比較的簡単にできますよね。
そして、私みたいな料理素人男性でも、失敗することもまずありません。
しかも、多めに作れば、5食分くらいになりますから。あまったカレーは保冷袋にいれて冷凍しておけますし。
カレーは1人暮らし男性にとって、心強い節約料理と言えます。
そのカレーですが、栄養面ではどうでしょうか?
いくら簡単にできる節約料理だからと言っても、栄養分がなければ、作るメリットがありませんから。
このページでは、カレーライスの栄養面について書いていきます。
カレーに入れる具材の栄養分について
一人暮らし男性はシンプルなカレーを作ることが多いと思います。凝ったカレーは時間もかかりますから。そんな一人暮らし男性カレーの具材は、野菜類と肉類を入れると思います。
一般的な野菜だと、じゃがいも、にんじん、たまねぎですね。
肉類は、牛肉、豚肉、鶏肉となんでもOKだと思います。
こちらの食の百貨店というサイトで勉強したことをまとめています。
じゃがいもの栄養成分と効用について
デンプン
じゃがいもにはたくさんのデンプンが含まれています。デンプンは糖質類です。ですがそのカロリーですが、かぼちゃと同じくらいで低カロリーと言えます。
ビタミンC
ジャガイモにはビタミンCがたくさん含まれています。しかも加熱しても、デンプンに守られていて壊れにくいのです。ビタミンCの効用は、肌荒れ防止、疲労回復、風の要望に効果があります。
カリウム
カリウムの働きは、ナトリウム(塩分)を排出する役割があるので高血圧に効果があります。また、筋肉の痙攣防止にも効果があります。
有毒物質ポテトグリコアルカロイド(PGA)
じゃがいもの緑糸の川や芽の部分はポテトグリコアルカロイド(PGA)という有毒物質が含まれています。ソラニンと言った方が聞きなれているかもしれませんね。この有毒物質は摂取しすぎると、頭痛、腹痛などの症状が現れます。子供の死亡例もあるという事です。
にんじんの栄養について
人参は代表的な緑黄色野菜です。ここでは、西洋的なオレンジ色の人参について書きます。
βカロテン
人参にはたくさんのβカロテンが含まれています。βカロテンは体内に摂取されるとビタミンAに代わり、皮膚や粘膜を丈夫にしたり、視力の維持や、がんの予防、免疫力の強化、若返りなど、健康を維持するために重要な役割をもつ栄養素です。
また、人参の皮にこそ栄養が多く含まれているケースがあります。
玉ねぎの栄養について
玉ねぎは、ビタミン類、ミネラル類など、意外と栄養素が少ないようです。ミネラル類ですと、カリウムが一番多く含まれていますが、それでも他の野菜に比べると少ないです。
そんな玉ねぎですが摂取するメリットはあるのでしょうか?
玉ねぎは、血液をサラサラにする、ダイエットに効果があると言われていますが、その理由はケルセチンと硫化アリルという物質が含まれているからです。
ケルセチン
ケルセチンとは強い抗酸化作用を持っているので、血管を丈夫なものにしてくれます。血流も良くなります。また、悪玉コレステロール減らしてくれたり、脂肪の吸収を抑える働きもあるんです。
硫化アリル
玉ねぎを切ると目が痛くなったり、独特の辛味や臭い。あれが、硫化アリルです。硫化アリルは、血液をサラサラにしてくれる効果があります。血液をサラサラにしてくれるという事は、「脳卒中」「心筋梗塞」「動脈硬化の予防」となります。
肉類の栄養について
肉には、人体を構成している臓器や筋肉、血液などを構成してくれるタンパク質が多く含まれています。また肉に含まれている動物性タンパク質には、体内で合成できない必須アミノ酸も含まれています。ただ、動物性タンパク質の過剰摂取は、動物性脂肪の過剰摂取となり、コレステロール値の上昇になります。腸内の悪玉菌も増えてしまうので、腸内環境が悪くなります。
動物性タンパク質を取ったら、魚を食べるなどのバランスが必要です。魚に含まれている栄養には、コレステロール値を下げ、血液をサラサラにしてくれますから。
カレールーの栄養について
残念ながらカレールーに体を健康にしてくれる栄養はほどんどありません。カレールーの約50%は炭水化物、約30%~40%が脂質、残りの少しがたんぱく質。ということです。
ということでカレールーは栄養どころではありませんね。ライスも一緒にとなれば、炭水化物だらけです。
ぜひ、具材の野菜類をたくさん入れましょう。
カレーライスの費用について
肉類などの具材をどれくらい入れるかで変わってきますが、私の場合をご紹介します。
私はいつも、カレールーを半分使います。それに合わせて具材を用意します。
ではいきます。ほんとにだいたいですが。
・カレールー半分 約100円
・じゃがいも2個 約100円
・にんじん一本の半分 ¥50円
・玉ねぎ 2個 ¥100円
・豚肉 100グラムほど ¥160円
◆合計 ¥510円です。
これが、一回に作る量です。このルー半分の量で、3皿分の量とします。
そうすると、
カレールー1食分の費用は¥170となります。
白米は 1食分¥80円ほどのお米を買っています。
また、調理にかかる水光熱代金を¥10円とします。
これらをまとめると、カレーライス1食分の費用は¥260となります。
かなり安いと言えますね。
また、カレーライスのいいところは、保温弁当箱に用意すると、お昼も¥260円ですむことになります。
私の場合は、カレーを一回作ると、3食分になりますから、「夕食」「昼食」「夕食」とほぼ連続してカレーを食べます。
これは、正直健康には非常に良くありません。節約よりも健康にポイントを置く方にはお勧めできませんの。3食分のうち余ったカレーはタッパーなどに積めて冷凍保存しておくことがオススメです。
カレーライスの栄養についてのまとめ
よくカレーラースはラーメンと同じだと言われます。
炭水化物だらけだという事です。
食費の節約という面では非常にお勧めですが、栄養という面ではオススメではないことがわかりました。
もし、健康を意識したカレーライスを作りたいという事であれば、具だくさんにしましょう。
一人暮らし男性におすすめな、栄養摂取方法のご紹介
野菜の摂取不足には、青汁がオススメです。
魚をあまり食べない人は、血液サラサラサプリメントがオススメです。

食材の宅配サービスもおすすめです。

主婦さん、料理研究家さん、栄養士さん、節約上手さん、同じ環境の独身男性さん、一人暮らし男性が健康的なカレーを作るポイントについてアドバイス:コメントを下さるとうれしいです。